
製品マメ知識 メカヒビター#325
2019.11.15
KC-12やBR-36と一緒に「メカヒビター#325」を紹介されたけど、これ何?という質問をよく受けます。今回はその質問に回答させていただきます。
酸性の錆取り剤を使うと、「腐食しやすい材料」「処理後の水洗い時間と温度」など条件によっては、水洗直後に再び錆が発生することがあります。
ワーク表面はツルツルに見えても実は凹凸があり、その隙間や穴に酸が残留していることがあります。
それをきっかけに再度錆が出てしまうようです。
そこでメカヒビター#325で酸性に傾いたワーク表面を中和します。
錆びやすい材質の場合は、①酸による錆除去、②水洗、③メカヒビター#325に浸漬の3工程をお勧めします。
①の後、メカヒビター#325で水洗して(②+③)しまう方法も効果的です。
メカヒビター#325は薄めて使うことができます。
錆取り後、再び錆が発生してしまうときはお試しください。