3DPR Detail shape cleaner 開発秘話
2024.07.30
2024年7月26日に販売を開始した「3DPR Detail shape cleaner」はどのように生まれたのでしょうか?その特長は?
今回のブログでは、開発者目線での開発秘話ならびにおすすめポイントを紹介します!
約20年前、当社への入社前に3DプリンタのUVレジンの開発を行ったことのある研究開発担当者Bさん。
その際には、造形物の洗浄をエタノールで行い、歯ブラシやハケ、筆を使ってバット内で洗浄をしていました。
表面や広い面は簡単に落とせましたが、細かい隙間や空洞、穴内部は洗浄液(エタノール)が入りにくく、
さらにはブラシやハケが奥まで届かず、「何度も何度も洗浄液を入れては出す」ことを繰り返していました。
こんな面倒くさいの何とかならないかなと思っていたBさんです。
時が流れ、研究開発者Bさんは当社に入社し、
当社にて数多くの汚れに合わせた専用の洗浄液に出会い、
さらにエアゾールのメリット(噴射力により、遠くに液を届ける能力/細かい霧状で広い範囲に洗浄液をなじませる能力/噴射力で汚れ・ホコリを吹き飛ばす能力)や
当社には洗浄剤をエアゾール化する技術があることも同時に知りました。
現在の3DプリンタUVレジン用洗浄剤はIPA(イソプロピルアルコール)が主に使われ、
それは「原液」で販売されており、20年前と同様の洗浄方法で行っているユーザーさんが多いものと考えています。
以上の背景から、
これまでの洗浄剤では対応しにくかった造形物の隙間、奥、内部の洗浄に向け、
UVレジン汚れに合わせた「洗浄力」×エアゾールの「噴射力」を活かすための商品が、
「3DPR Detail shape cleaner」です!
研究開発の担当者はAさんに引き継がれ、
Aさんはお家でも3Dプリンタを使っています。
だからこそ、使用者の生の声を活かしながらの製品開発を進めることができました。
Aさんのこの商品に対するアピールポイントとして、
「めっちゃ便利に感じると思いますよ!」
「光造形3Dプリンタの作業スペースにぜひ一本置いてみてほしいです。」
「他社品でも見かけることはないので、一回手に取ってほしいです」とのコメントも!
【こんな時に使ってほしい!】
止まり穴や深いくぼみ、微細形状など、洗浄しにくい形状の造形物の洗浄に!
レジン節約のため、造形物を中空構造にした場合の内部洗浄に!
3DPR Detail shape cleanerは、AmazonやYahooショッピングなどのECサイトでも販売中!
ぜひ下記サイトを覗いてみてください!