プレス加工後の洗浄不良を改善|W-311Mでメッキ・塗装不良を大幅低減事例
2026.02.12
【課題】
金属プレス部品の製造を手がける株式会社岡山工業様では、従来よりプレス加工油「メカエコプレスU-500」を使用し、加工後の製品は外注先にてメッキ処理を行っていました。
しかし、委託していたメッキ業者が廃業したため、新たな委託先を探す必要が生じました。
その際、細かい形状の部品において、メッキ前の洗浄不良によるトラブルが多発するようになりました。
また、社内では有機溶剤を使用した手作業の洗浄を行っていましたが、
作業効率や安全性の観点から、自動化を目的として超音波洗浄機を導入。
その洗浄液にはアルカリ温水を使用していましたが、
製品形状によって洗浄ムラが発生し、水温や洗浄時間などの条件を個別に調整する必要があり、
洗浄液メーカーや機械メーカーに相談しても根本的な解決には至っていませんでした。
【導入のポイント】
プレス加工油「メカエコプレスW-311M」を採用!

同社が当社ホームページでW-311Mを知り、
脱脂性に優れ、アルカリ洗浄との相性が良い点に着目してサンプル品評価を実施いただきました。
超音波洗浄機(洗浄液:アルカリ温水)での洗浄条件下においても、
安定した洗浄性能が期待できる点が評価され、正式採用となりました。
【導入後の成果】
◆ ほとんどの製品で洗浄不良が解消
◆ メッキ処理が安定して実施可能に
◆ 製品形状ごとの条件変更が不要となり、洗浄条件を統一(水温50℃)
◆ 洗浄工程の安定化と作業効率の向上を実現
◆ 塗装工程においても不良率が大幅に低減
◆ U-500より動粘度が低いため、型離れ性が向上し加工性も改善
【お客様からの評価】
「とにかく洗浄工程が人に左右されなくなり、
すべての製品を同一条件で安定して洗浄できるようになったことが最大のメリットです。
従来は製品形状ごとに水温や洗浄時間などの条件調整が必要でしたが、
W-311Mに変更してからは条件を統一でき、洗浄工程の管理が大幅に容易になりました。
その結果、メッキ・塗装前処理の品質も安定し、全体の不良率低減につながっています。」
【加工詳細】
材質:SUS304、SUS430、SAPH440、SAPH590、SPCC
板厚:t1.2~3.0mm
加工内容:プレス加工
洗浄方法:超音波洗浄
洗浄液:アルカリ温水
洗浄温度:50℃



