鋼材の防錆に 多湿条件下での「油性防錆剤 CP-3」導入事例
2025.12.26
【課題】
R社様は、ステンレス鋼や合金鋼をはじめとする特殊鋼材・金属材料を取り扱う商社であり、お客様向けに鋼材の保管も行っています。
保管場所が田園地帯に位置しているため、周囲環境の影響で湿度が高く、鋼材の錆発生に悩まれていました。
従来は、発生したサビに対してペースト状のサビ落とし剤を使用して対応していましたが、鋼材はサイズが大きく、作業に多くの手間と時間がかかっていた点が課題となっていました。
【導入のポイント】
そこで導入されたのが、鉄を中心とした防錆用途に適した油性防錆剤「CP-3」です。
被膜が薄く、臭気が少ない点が特長で、作業環境への影響を抑えながら使用できることから、試験的にご採用いただきました。
【効果とメリット】
導入後は、これまで約1カ月で発生していたサビが、現在ではまったく発生しなくなりました。
また、防錆剤特有のべたつきが少ないためハンドリング性が良く、後工程での脱脂作業についても問題なく行えている点を高く評価いただいています。
(※効果については、使用条件や環境により異なります。本事例は、R社様へのヒアリング結果に基づくものです。)




