
真鍮製部品の洗浄時間を大幅短縮!モーター修理現場での効率化事例
2025.10.14
【課題】
株式会社夏目電業所様は、モーターの修理・整備・設計を行う技術会社です。モーター内部にある真鍮製ホルダーが黒く変色してしまうことがあり、従来はショットブラストで約1時間以上かけて変色除去作業を行っていました。この作業は時間がかかるだけでなく、作業者の負担も大きく、効率的な改善が求められていました。
【導入のポイント】
そこで導入されたのが、銅・真鍮の変色除去に特化した「メカリンスCu-940」です。この製品は化学的に変色を除去するため、ショットブラストのような長時間作業が不要となります。
実際に導入した結果、部品1個あたりの洗浄時間は約5分から30秒までと10分の1程度(トータルで約1時間から約6分)まで短縮され、作業効率が大幅に向上。さらに、ショットブラストでは届きにくかった細かい隙間や形状の複雑な箇所も、均一にきれいにすることが可能になりました。
【効果とメリット】
-洗浄時間の大幅短縮により、作業コストを削減
-作業者の負担軽減
-モーター修理・整備工程全体の効率化
-真鍮ホルダーの仕上がり品質向上
下記の動画は、真鍮部品の変色除去作業の実際の様子を映しています。
ぜひその効果をご確認ください。