「皮膚腐食性/刺激性」と「眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性」が区分1とならない水溶性洗浄剤 ~メカパーツクリーナーDE-1~
2024.01.05
メカパーツクリーナーDE-1はユーザーのこんな声から開発されました。
「SDS上の項目2 危険有害性の要約 GHS分類にて、『皮膚腐食性/刺激性』または『眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性』が区分1となる洗浄剤は社内規程で使うことができない。区分2以上の洗浄剤ってある?」
[※GHS分類とは、化学品の危険有害性を分類(区分分け)したものです。区分1が最も危険有害性が高い(≒より気をつけて取り扱わなければなりません)です]
洗浄液に求められる性能として、当たり前なことですが「洗浄性能」が最も重要です。
そして鉄系材料を洗浄することから「防錆性能」も必要です。
これらの性能を同時に満たすように様々な原料を混合して洗浄剤が開発されますが、
開発担当者によると、一般的な原料でそれぞれの性能を追求すると
『皮膚腐食性/刺激性』や『眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性』が区分1に該当してしまうことが多いそうです。
開発者のアタマの中にある膨大な原料特性の情報から、
「洗浄性能」と「防錆性能」と「区分1にならないこと」の3つを同時に満たす配合をまとめ上げ、
メカパーツクリーナーDE-1を完成しました。
環境や人体に対する影響を優先するユーザーが増えてきています。
そのなかで優先すべき性能を見究めて最適な製品開発を行っています。
「こんなモノ作れる?」のご相談、そのほか課題やお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。