希釈(きしゃく)方法 ~〇倍希釈 〇%添加 ってどうやればいいの?~
2024.12.18
当社の水溶性製品には、錆や汚れの度合いなど求める性能に応じて希釈(水で薄める)したり、製品原液を少量添加して使うものがあります。
例えば、KC-12は「原液~10倍希釈で使用」、消泡剤No.3は「0.05~0.1%添加」などです。
さて、「〇倍希釈(〇%添加)ってどのように希釈(添加)すればいいの?」といった問い合わせをいただくことがあります。
私たちが取り扱う工業化学品の希釈は、理科の授業で習うような厳密な希釈方法でなくてOKです。2つ例を挙げます。
例1)5倍希釈液を10Lつくる場合
製品原液2Lに水8Lを混ぜて均一にします。
全体量が製品原液に対しておよそ5倍になったから5倍希釈と呼んでいます。
よく使われる量について表にまとめました。
表1:〇倍希釈液をつくるとき。表中の混合比で、またはつくりたい量(L数)の製品原液と水を混合します。
例2)200Lクーラントへ0.1%添加する場合
200L×0.1%で0.2L(=200mL)の製品原液を入れて均一に混合します。
加工液全量に対して0.1%分の製品原液を添加するという意味です。
表2:〇%添加するとき。ご使用中のクーラント量(加工液量)に対して製品原液添加量〇%を表中から読みます。
ご不明な点等ありましたら担当営業、またはこちらまでお気軽にお問い合わせください。