加工油剤等にしばしば使用される1-アミノプロパン-2-オール（4％以下含有は除く）が新たに劇物に指定されました。
これまで未知であった毒性や刺激性などの危険性が判明することで、新たに劇物として指定されます。

当社でも劇物に指定される「可能性」の情報が入った時点で、当該製品の今後の扱いを話し合います。
１）非劇物原料に代替する。製品名はそのまま、または新名称に変更。
２）配合変更せず劇物指定の時点で当該製品も劇物とする。
３）製品廃止する。
などです。

これまでご愛用いただいている製品であり、工程に欠かすことのできない性能をご評価いただいているため、３）をできるだけ避けるように検討しています。
劇物は化学物質に触れる人の安全を守るために法令で定めるものであり、危険性が明らかになればすみやかに対策を実施しなければ意味がありません。

そのなかで、当社ではできる限り１）を達成できるように製品を改良し、お客様の負担となりうる、廃棄などの課題等にも前向きに対処させていただいております。

また今回の劇物指定を受け、当社では対象となった製品を非劇物原料に変更し、対象製品をご使用していただいているユーザー様、ディーラー様に事前通知をさせていただきました。