防錆剤の除去(洗浄)方法
2023.02.17
防錆剤の除去(洗浄)方法は?
回答)
水溶性防錆剤であれば水溶性の洗浄剤を、油性防錆剤であれば油性の洗浄剤のご使用をおすすめしています。
一般に防錆剤は皮膜が薄いため、適した洗浄剤を使用すれば比較的容易に落とすことができます。
適した洗浄剤とは、、、この記事(よく落ちる洗浄剤は油性?水溶性?)もあわせてご覧ください。
防錆剤が水溶性の場合、水系の洗浄剤が向いています。さらに材質が鉄やステンレスの場合は、
アルカリ性の洗浄剤(一例:メカスーパークリーナー)が効果的です。
油性の場合では、油性の洗浄剤(一例:メカCS-40)が向いています。
下記画像は、着色された油性防錆剤(CP-4000G)をメカCS-40に浸漬させた様子です。
浸漬のみで、油性防錆剤が洗浄できたことが分かります。(比較として、水溶性洗浄剤でも同様の試験を行いました。)
一方で、当社防錆剤製品にはメカファインコートM-1のようにコーティングを目的として『除去しない』ことを前提に作られた製品もあり、
もし除去しなければならない場合は、コーティング被膜を削るしかありません。
お客様により期間や使用環境等の条件、使用目的が異なります。
条件をお聞かせいただき、より適した製品をご案内しています。
お気軽にお問い合わせください。