水溶性切削液の種類
2022.12.16
水溶性切削液はいろんな種類があるけど、どのように分類されるの?
回答)
まずは加工液(希釈液)の見た目です。
ざっくりと、白っぽくなるもの、半透明になるもの、透明になるもの、の3つに分けられます。順にエマルション、ソリュブル、ソリューションと呼ばれています。
一般に白っぽくなるエマルションは加工性がよい傾向にありますが、刃先が見えなくなるのでイヤとの声もあります。
当社品の一例
ソリューション:メカクリーンカットAS-50、ソリュブル:メカクリーンカットAS-100、エマルション:メカクリーンカットEM-700
次に加工材質に合わせた使い分けです。
金属材には鉄、アルミニウム、銅、など様々な種類があり、また同じ鉄鋼材でも、硬い、軟らかい、があります。
当社でもそれら材質に合わせて、加工性能や防錆面など『いいね』と言っていただける切削液を目指し、作っております。
『この機械で加工する材質はこの種類だけ』と加工する材質が決まっている場合はそれに対応した加工液を使ったほうが、仕上がりが良い、工具や液が長持ちする、など満足いただける結果となることが多いです。
当社品の一例
難加工向け:メカクリーンカットEM-MAX、鉄/アルミニウム向け:メカクリーンカットEM-700、銅向け:メカクリーンカットCA1
最も重要視する性能やご要望、現在抱えている課題、などに合わせて選定いたします。
お気軽にお問い合わせください。