屋根で防錆?
2024.10.11
「雨が降るとサビが発生しやすい。梅雨の時期はサビにご用心」
と聞いたことはありませんか?
雨が降ると湿度が上がって錆が発生しやすいと一般に言われていますが、
今回は違う切り口で雨がサビを発生させるメカニズムを説明したいと思います。
当社防錆剤のほとんどは屋内用防錆剤です。
屋根のある屋内で使用する防錆剤ですので、被膜はやわらかく、簡単に拭き取れるようにしています。
一時防錆に適しており、用途・素材にあわせ色々なレパートリーを用意しております。
試しに屋内用防錆剤を塗布した鋼材を雨風あたる屋外に置くとどうなるか?
雨が降らなければ意外と錆は防げます。
やわらかい防錆皮膜が鋼材表面を覆い、鋼材が錆びるのを防ぎます。
しかしながら、強い雨が一度降ると防錆被膜は降雨により物理的に剥がれ、数日で錆が発生します。
したがって、屋根があることで、ある程度の防錆効果がプラスされると考えられます。
この経験から、降雨はサビを発生させる大きな原因と認識しました。
直接雨があたらないよう、屋根一つ設置するだけで錆の状況は大きく異なります。
「メカストロングコート」開発秘話~屋外でも防錆効果を発揮する強靭な被膜を目指す~
もご覧ください。
防錆油剤のことはもちろん、「ここが改善されるといいんだけど」などのお困り事、お気軽にご相談ください。