錆(サビ)発生条件が揃う梅雨前から対策を!
2023.04.13
当社では、梅雨~夏場にかけて、温度、湿度が上昇する前に錆の対策をすることをおすすめしています。
防錆剤の「防」は予防の「防」でもあります。
すなわち早い時期から予防のためにご使用いただくことをおすすめしております。
下のグラフをご覧ください。
ある防錆剤(当社品)のページ月別の閲覧数変化を3年分プロットしたものです。
おおよそ、どの年も8月~10月によく見ていただいております。
逆に冬場から春先は少なくなっています。
実は防錆剤に関するお問い合わせもこの時季(8~10月)に多くいただく傾向が見られます。
では、「防錆剤は1年のなかでどの時季に使う(多めに/強いものを)のがよいのでしょうか?」
回答)
5月ごろから使い始めることをおすすめしております。
・[普段防錆剤を使用していない場合]5月ごろ~10月ごろまでは防錆剤を使用する
・[すでに普段から防錆剤を使用している場合]5月~10月に強めの防錆剤に変更する
としっかりと防錆出来ることが多いです。
日本の多くの地域では梅雨があり、湿気は錆の大敵です。
下の画像は、同じワーク材質で、左から「冬場:防錆処理なし」「梅雨:防錆処理なし」「梅雨:防錆処理あり(CP-4000を塗布)」を想定した環境に置いた場合を
比較した試験画像です。梅雨時期に防錆処理をしなければ大きくサビてしまうことが見られます。
※イメージ
梅雨が明け、夏本番を迎えたころ、激しく錆が発生したとの問い合わせが多くなります。
早めの『5月』からの防錆剤使用で、錆を予防しませんか。
各種材質、保管期間によって様々な防錆剤をラインナップしております。
梅雨時期を越えそうな保管期間の金属製品がある、毎年夏場錆が発生する、などお気軽にお問い合わせください。