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プレス加工潤滑油の種類

2021.02.26

ディーラー様よりお問い合わせを頂きました。
「プレス加工油について教えてほしい。『いっぱい』ありすぎて何を選んでいいのかよくわからない。まずは乾燥タイプと普通の油性タイプの違い、それから塩素入りと無し(フリー)の違いは?」

回答)
まずは乾燥タイプと普通の油性タイプの違いについてです。

乾燥タイプのプレス油には揮発する成分が入っており、ワークに塗布したときから加工後まで徐々に揮発して、製品に残留する油がほぼ無くなるタイプです。加工後の洗浄がラクになる(場合によっては無しになる)メリットがあります。

デメリットは揮発しない普通の油性タイプと比べて加工性能が弱いということです。その理由として、液性がサラサラしており油膜切れしやすいこと、塗布直後から揮発が始まるので金型やワークにとどまる油の量が油性タイプより少なくなってしまうこと、などが挙げられます。

乾燥タイプは加工後の『洗浄レス』を優先にしており、洗浄工程(洗浄コスト)を削減する目的で使われます。それに対して通常の油性タイプは『加工性』を優先しています(本来はこちらが通常です。加工するための油なのですから)。

つづいて塩素入りと塩素フリーの違いについてです。

ここで言う「塩素」とは塩素系極圧添加剤のことです。とても良い潤滑力で、きつい加工にも対応できるため、昔からよく使われてきました。特にステンレスの加工には最適です。

ところが、使用後の廃油処理を正しく行わない場合、ダイオキシンを発生させることがあるため最近では使われなくなってきました。プレス油が付着した加工製品は、たとえば炭化水素系の洗浄剤で洗浄されますが、洗浄廃液に塩素が含まれるとその処理に費用がかかることもあります。

塩素入りタイプは『強力な加工性』ですが、最近は『環境』面を優先して塩素フリータイプが使われます。加工内容によっては塩素フリータイプでも塩素入り同等の加工性能を出せるようになってきています。

当社では、加工の難易度や工程に合わせることはもちろん、金型の寿命を延ばす目的や後工程の違い、洗浄方法の違い、油自体の取り扱いのしやすさ、などさまざまな要望にあわせて、プレス加工潤滑油を「いっぱい」ラインナップしておりますので、お困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください

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まずは、サンプルをお試しください。日本メカケミカルの化学薬品類は、購入前にすべてサンプルとして試験していただけます。お客様の実際の使用用途・目的・求める効果によって、豊富な知識を持ったスタッフが最適な製品をお勧めさせていただきます。まずはサンプルを使用して、日本メカケミカルの製品の性能をお知りください。サンプル請求はこちら まずは、サンプルをお試しください。日本メカケミカルの化学薬品類は、購入前にすべてサンプルとして試験していただけます。お客様の実際の使用用途・目的・求める効果によって、豊富な知識を持ったスタッフが最適な製品をお勧めさせていただきます。まずはサンプルを使用して、日本メカケミカルの製品の性能をお知りください。サンプル請求はこちら